2011.2   季節の手仕事 −干し柿作り−

虹のアトリエの庭には様々な花が咲き、いろんな果物が実ります。
季節ごとの自然からの贈りものを子ども達といっしょに楽しんでいます。


春には大地から湧き出てくるような生命力あふれる草花を摘んで、フラワーアレンジをしたり、押し花を作ります。押し花はシールにしたり、工作に使ったりします。

夏には朝顔のしぼんだ花を摘んで、その絞り汁で色染めをします。夏野菜を収穫して、サラダを作って皆で頂いたこともありました。

秋にはあけび、キウイ、柿、ざくろがなり、子ども達と収穫し、スケッチをしたり、食べたりします。子どもにとって実を採るというのは格別の喜びがあるようで、人間が採集生活をしていた時代の本能的な喜びにつながる感動があるようです。そして、自ら撰んでとった実は、その手触りの質感まで、自然に表現に現れてきます。

冬は華やかさはないのですが、土から双葉が出てきて、寒さにふるえながら、ゆっくり、ゆっくり育っていく様子を観察することができます。
 
こんなふうに自然に触れながらものを見たり、描いたり、作ったりするのは当たり前のことなのですが、仮教室のクラスではできません。今の小学生クラスは私のアトリエに通える子ども達との特別のクラスです。



昨年の秋には、渋柿で干し柿を作りました。柿の皮を包丁でむくという作業は今の小学生にとっては結構大変なことのようで、前もってお母さんに特訓してもらった子もいました。何とかむいた柿はでこぼこしていましたが、紐につないで軒先につるすと、風情があります。やわらかくなるように、ときどき揉みながら一ヶ月も干しておくと、でこぼこも目立たなくなり、紐からはずしてすのこにはさみ、さらに乾かしておくと、お鏡さんに飾るようなりっぱな干し柿になりました。

子ども達は来るたびに「早く食べたい!いつ食べれるの?」と言っていました。ようやく食べごろになったのは年も明けて、お正月になってから。年末の寒波でぐっと甘味が増しました。

すのこを開いて並んだ干し柿を見て、まず子ども達が言ったことは、「どれが私がむいたのかな?」ということ。意見が一致したところで、味わいながら食べました。

「おいしーい!」とみんな大満足。ただもらったおやつより、何倍も大事そうでした。

やっぱり、自ら手をかけるって、大切ですね。そのことを今の子ども達に、もっともっと体験してほしいと思います。

posted by: love0802 | 2011年 ブログ | 12:41 | - | - | - |
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