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2011.3 シュタイナー学校の美術教育
 
シュタイナー学校の低学年では美術のカリキュラムに、水彩による色彩練習(にじみ絵)、クレヨンによる線描練習(フォルメン)、先生の黒板画をノートに写す練習(模写)があります。
 
特徴的なのは、色と形を別々に、それぞれに簡単なものからより複雑なものへと段階を追って練習していくことです。そして日々の授業で、先生が心をこめて描かれた黒板画を見たり、写したりすることを通して、具体的に描写を練習していきます。

   
         色彩練習                 線描練習


大切なのは、色を感情とつながったものとして、形を動きの軌跡として、捉えることです。
そして、その両方において、ひびき合うこと、相対すること、バランスをとる感覚を育てていきます。

それは自分が立つ一点にとらわれず、広がる世界を見ていく視点を持つということです。
何と素晴しいことでしょう。

その実際については、図版なしには理解が難しいと思います。
いつか子ども達の作品をお見せしながらお話したいと思っていますが、今回は本を紹介しますので、興味のある方はご覧になってください。 
 

   『シュタイナー学校の芸術教育』  鈴木一博 訳(晩成書房)

   『シュタイナー学校のフォルメン線描』高橋 巌 訳(創林社)

 
色彩やフォルメンの練習は、ものが上手に描けることに、すぐにはつながらないかもしれません。しかし、繰り返しこの練習を続けることで“描く”ということの基礎的能力や手の器用さが養われ、自らの内側にイメージする力が育ちます。

そして単に描くことに留まらず、ものごとの関係性を見つめ、その中でバランスをとっていく感覚を育むことも目指しているのです。

posted by: love0802 | 2011年 ブログ | 12:37 | - | - | - |
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